第747話 「最高幹部ピーカ」
【あらすじ】
オモチャ化されていた大勢の人達(兵士、役人、海賊・・・)が地下から地上に出てきた。
コロシアムから雪崩のように出てくる
その大勢の中にメイナード中将の姿もあった。
バスティーユ「誰が潜入せいと言ったんだらァ!!メイナード!!」 「身勝手なマネを 命あったからよかったものを」
メイナード「―――だがバスティーユさん!!おれはお陰でその一部始終を見た!!」
「ドフラミンゴを検挙すりゃあ・・・世界が多少、傾くかもし知れねェ」
バスティーユ「!?」
【地下交易港内】
そのころ地下のドックに潜入した革命軍のコアラ
海賊船に偽装された、他の王国の貿易船だと気づく
コアラ(海賊船に見せかけた・・・ドエレーナ王国の貿易船・・・!! 色んな国の闇が・・・この港に集まってるんだ・・・!!)
【メイナードと藤虎の場面】
メイナード「なぜですイッショウさん!!ドフラミンゴはもう七武海じゃいられねェ!!今捕えるべきだ!!」
藤虎「そうやって同じ事くり返して来たんでしょうが」「――あんた海軍長いんでしょう?中将さん」「ずっと聞き流してきたんですかい・・・」
メイナード「!」
藤虎「この怒りに満ちた悲鳴を――彼らは泣いてんじゃねェよ・・・怒ってんだよ・・・!!」
メイナード「・・・・・・・!!?」
藤虎「世界政府ってのァ 神かなんかですか」
メイナード「!!?」(藤虎の話を聞いて、ゾクっとする)
藤虎「あっしの決定にゃ従っていただきやす」
メイナード「・・・・・!!?・・・・・!?」
【新地王宮(ひまわり畑)】
トレーボル、ドフラミンゴ達ファミリーが集まって話をしている。
トレーボルがスマイル工場を守らなくていいのかと、ドフラに訊くが、「海楼石だから開かない」とドフラは答えた。そして鍵も壊してしまった。
トレーボルはシュガーを守れなかったことを、ディアマンテは「メラメラの実」をサボに奪われてしまったことをドフラに謝った。ラオGが2人を責めるが、ドフラは「お前らを責めても時間が戻るわけじゃあるまい」と2人の事を許す。
ディアマンテ「――だがドフィ!!こうなって来ちまうと・・・海軍が邪魔だな」「藤虎をどうする!?」
ドフラミンゴ「奴との話は済んでる 海軍はおれ達を狙っちゃ来ねぇ」「――が・・・藤虎は利用し終わったら消えて貰おう アレを生かしていい事はねぇ」「一筋縄じゃいかねぇとは思うが」
ピーカ「海軍も海賊も・・・暴れていいのなら・・・おれ一人で充分だ・・・!!」
【ドンキホーテファミリー最高幹部 ピーカ】
ピーカの声の高さに吹き出しそうになる部下達
部下(あの体のどこからあんな声が・・・!!ダメだ聞き慣れねェ!!ふき出したらあの世行きだ)
ドフラミンゴ「フフフ・・・そう急ぐ事もない・・・」「いいかこのゲームは、いわば国王を決する選挙だ」 「ドレスローザ国民に問うた・・・!!王に相応しいのはリク一族かドンキホーテ一族か・・・」「国民が王を選ぶ!!当然の権利だ!!」「おれ達は来る者を叩き潰し・・・消し合う者達をゆっくり傍観していればいいんだ・・・・・」
ピーカ「回りくどい・・・ドフィおれは!!」
部下「ぶふ~~~っ!!!」
思わずピーカの高い声に笑ってしまった部下
ドフラ、ピーカ、ディアマンテ、トレーボルの4人がギロッっとその部下を睨む
部下2 「うわぁ す、すいません ピーカ様 お許しを!!コイツ新入りで!不意をつかれたというか・・・」
ピーカ「生き埋めだ・・・!!貴様を石の中に」
部下「ギャアア~~~!!」
ベビー5「待ってピーカ様!!あなたが手を下せば死体も残らない!遺族が困るわ」(ベビー5がその笑った部下を足の銃で撃ち、崖から落とした。)
ピーカ「悪いなベビー5・・・!!」
ドフラミンゴ「おれは8歳で母を失い10歳で父を殺した・・・」「幹部以上のメンバーは・・・長く苦楽を共にしたおれの家族だ」「おれにはこいつらしかいない・・・!! 」
「家族を笑う者はおれが許さん・・・!!いいな」
部下一同「は・・・はいっ!!」
【場面は変わり、ドレスローザの街】
海軍はドフラミンゴファミリーのメンバーを捕まえようとせずに、(ドフラミンゴを七武海として扱い)暴れる市民や海賊達を取り締まろうとしている。
ドフラミンゴファミリーのバイス、ピンク、デリンジャーがフランキーを捜している。
地上を走っているフランキーがスマイル工場を発見する
フランキー「工場破壊用予備コーラで復活だ!!あれがスマイル工場に違いねぇ!!」「あんなにムキ出しで・・・おれのビームをそんなにくらいたいか!!がはは!!」
ゾロとローを抱えた風船状態のルフィが、バイス達の上から落ちてくる
バイス「ロー!!!」
ピンク「どの顔下げて現れやがったクソガキ!!」
デリンジャー「ロー兄ィ!?ほぼ記憶にないけど!!」
幹部3人、海軍、市民に囲まれている所に落ちてしまったルフィ達
一般市民も受刑者達がいたと騒いでいる。
ルフィは3人の幹部達から責められたが、ゾロの助けもあり何とか捕まらずに済んだ。
賞金狙いの一般市民がルフィ達に発砲してきた。
「下手なテッポウ 数撃っても当たりゃあしやせん」と言って、その場に藤虎が現れた。
ロビン、レベッカ、ウソップ達はコロシアムで、賞金狙いの者達に追われている。
地形が動いて、コロシアムの外壁と王の台地が接触したので、そこから登ればルフィ達と合流できると考えているロビン。
バルトロメオは追手に後を追わせないように、バリアを張るのだった。
サボはまた勝手にどこかに行ってしまった。
その頃、街には巨大なピーカが現れた!
ピーカ「さァ・・・我がファミリーに楯つく者達は・・・おれが相手に」
言いかけているピーカに思いっきり吹き出すルフィ
ルフィ「声!! 高エ~~~っ!! あっはっはっはっだって似合わね~~っ!! あっはっはっは」
ピーカ「麦わら・・・!!」(ルフィに笑われて、チ切れる
(終わり)
【感想】
ピーカの声が高いだなんて、テレビや映画じゃないと判らないじゃん!!と思った人は多いのでしょうね。これは、テレビや映画も観てね!という作戦ですかね? ピーカの声がどの程度高いのか確かめたくなるのは、ファンの普通の心理ですからねー。
ドフラミンゴは10歳の時に父を殺したなんて衝撃的な発表がありました。今回のベビー5の行動(ピ―カの代わりに部下に制裁を加えたこと)とか、何か歪んだ愛情が気になります。難しく考えると、家族とは? 家族愛とは何か? とか考えさせられます。
「幹部以上のメンバーは家族だ」と言い切ったドフラミンゴにとって、逃げ出したジョーラのことはどう思っているのか? という部分が気になっています。
これはやはり尾田センセ得意の伏線で、どこかの場面でジョーラがまた登場するような気がしています。そういうとこのチェックも楽しみです。
おしまい
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